サクラ咲け!!41歳、妊活リスタート。43歳、高齢出産!

40歳から不妊治療を開始し、2度の稽留流産を経て、43歳で出産。45歳の今、1歳男児の育児中です。

スポンサーリンク

新年の親戚の集まりで思うこと

f:id:sanchan22:20170104221416j:plain

2017年が始まりました。皆さん、お正月はどんな風に過ごされましたか? 私は夫の実家で過ごしてきました。たくさんの親戚が集まり、かなりのアウェー感溢れる(^-^;、お正月の恒例行事です。幸い、「子供はまだー?」とか言うお義母さんではないので助かります。、、が、それなのに、それなのに、私の頭が無駄に、勝手に考え始めます。「あれ、あの従兄弟のカップルは、私たちより早く結婚したのに、まだ子供いないんだなぁ。」、「弟夫婦もまだ子供できてないなぁ。同じ頃、結婚したし、若いのに。」なんて。ほんっと完全に余計なお世話です、笑。知らず知らずのうちに、子供のいない親戚を見つけて、どこか安心しようとしている自分がいる気がします。これは決して競争ではないし、誰かに急かされてるわけでもないことなのに。
2016年は正直、明るい年ではありませんでした。これから先も、稽留流産した年として記憶に残っていくんだと思います。2017年は、これまで通り妊活に励みながらも、それだけに集中しすぎず、マイペースでやっていければ、と思います。これを読んでくださっている皆さんにとっても、2017年が、このうえなく最高に良い年になりますよう、心から願っています。
 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

?

採卵結果判明! 先生が教えてくれたとっておきの情報 ⁈

f:id:sanchan22:20161228202430j:plain

うつむいた顔があげられない。睨みつければ印字された文字が変わるとでも思っているかのように、グレードの表記から目を離せなかった。そこにはこう書いてあった。

「凍結胚3個:4BC、4BC、3BC」 って。

自分:・・・。グレードが、、良くないですね。。

先生 : そう?僕はそれでいいと思うよ。
自分: でも、、、みんなCがついてる、、。もっと良かったらいいんですけど。。
ちょっと嫌な沈黙になった。先生は私の反応を不服に思っている空気があった。
でも、、どうしようもなかった。隠しきれない落胆した気持ちがあった。
先生: そう?そんな風に言うなら、特別に、いつも患者さんに話していない、とっておきのことを教えてあげましょうか。
自分: はいっ! (前のめり。何?何を教えてくれるっていうの??)
先生: あのね、実は、グレードというのは見た目だけの評価なんですよ。人間の主観で判断した良さであって、本当の胚の力ではないんですよ。本当の胚の良し悪しは見た目ではわからないんです。だから、見た目がAとかBだって、ダメな時もある。研究会や学会では、そういうことが発表されてわかってきているんですよ。
自分: …。わかっとるわーーっつ!!研究会や学会に行かなくとも、ヤフーやグーグル先生でも、そんなこと十二分に教えてくれるわ。先生のバカ、バカーーっつつ、大泣。
…と思った。そう叫んでジタバタと泣きたかった。だって、初めての顕微授精で、5BBで妊娠して稽留流産した。だから、そんなの、なんの「とっておきの情報」でもなかった。でも、先生があんまり大真面目にそれを語るから、もう何も言えなかった。相変わらず、不満げな私に対して、先生は、トドメめように言い放った。
先生: この胚は十分妊娠する可能性のある胚です! だから、グレードが悪いと言って、二個同時移植とか、絶対にしません。一個一個大事に移植していきます。
人間、欲張りですよね。最初は「1個でも胚盤胞になっていますように~!」、って願っていたのに、「3個凍結できています」、って聞いたら、今度は、少しでもグレードが良いことを願ってしまう。今年1年、何の病気も怪我もなく、夫婦ともに元気に年を越せる、ただそれだけで、本当はものすごく幸せなことなのに。
皆さんはどんな風に年末を迎えていますか?1年通して、泣いた日もあったことと思います。溜息もついたでしょう。人を羨んだこともあるでしょう。今日まで精一杯頑張ってきた、そんな自分を1番良く知っているのは自分だと思います。どうか身体を労わって、リラックスして、良いお年をお迎えください。。
 

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

まだ産みたくなかったあなたへ

f:id:sanchan22:20161221214005j:plain

 あなたは私を覚えてないと思うけど、先日早朝にクリニックの待合室で鉢合わせた、すっぴんのアラフォー女子が私です。あなたは30代くらいよね。お化粧はしてたけど、怒ったような、とっても不機嫌そうな表情だった。彼と一緒に来ていたから、最初は、てっきりあなたも採卵に来たのかと思っちゃった。あなたの彼は気が急いている様子で、「初診です、お願いします!」って受付に駆け寄った。受付の女性が「まだ診察時間前なので、後程お越しください」って言っても、「アフターピルが欲しいだけなんです」って食い下がってたね。その言葉を聞いた瞬間、正直言って、嫌な気持ちになっちゃった。だって、私は祈るような気持ちで採卵に来たところだったの。良い卵子が採れて、うまく受精しますようにって願って。あなたはその真逆でしょ。「ヤバい、避妊失敗した。受精しないように。」って慌てて早朝のクリニックに駆け込んだんだよね。わかるよ、彼、焦ってたんだと思う。一刻も早くその事実を消し去りたかったんだろうと想像できる。でもさ、そういうの、なんだか受け入れ難かった。煩わしいお説教に聞こえるかもしれないけど、あのクリニックに通う大多数の人は、みんな真剣に治療してる。1ヵ月に1度しかないチャンスに向けて、日々、体調に気を配って、時間を割いて通院して、お金もかけて、必死で治療しているんだよ。だから、あなたは自然に妊娠する可能性のあるその身体を、もっともっと大事にした方がいい。若いうちは、なかなか気づけないかもしれないけど、いつまでもある可能性じゃないんだよ。あなたが、あの後、クリニックを出て、待合室にいた私のこと、治療のことを想像して、そういうことを考えてくれていたらいいな、と思います。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

祝 100記事達成、採卵終了!

f:id:sanchan22:20161220220946j:plain

採卵、移植、不正出血、アンタゴニスト、40代…。これまで、どれだけの言葉で検索して、ひとのブログを読んできたかわかりません。同じような状況のひとの記事に共感し、励まされることもたくさんあります。最近印象に残っているのは、『何年も治療を続けて、何度移植してもうまくいかず、街で吉田山田の「日々」を耳にしたとき、なんで自分はこういうありふれた幸せな毎日が送れないんだろう、旦那さんに申し訳ない。そんな想いが溢れて、人目もはばからず涙が止まらなかった』っていう記事。うわー、すごいわかるなぁ、って思った。で、今、どうしてるのか気になって、速攻、その方のブログの「最新記事」をクリック。そしたら、育児に奮闘する様子が綴られていた。すごく嬉しかった、会ったことのない人だけど。ブログを継続していく意味は、そこにあると思っている。まだまだ100記事だけど、積み重ねて、いつかそこに辿りつきたい。
昨日は採卵無事、終了。麻酔がうまく効いたみたいで、前回のような悶絶する痛みがなくてひと安心。採れた卵子は11個。胚盤胞がいくつできるか1週間後に聞きにいきます。これからもよろしくお願いします。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

晴れた日曜、腫れた卵巣、明日は採卵

f:id:sanchan22:20161218182618j:plain

数日前から、歩くと、お腹にズキーンズキーンと響く鈍痛が。。先生は、「そうでしょ、そうでしょ、結構、卵できてて、卵巣腫れてるもん。」って、いたく満足げな表情。そのうえ、「どうする?今周期、移植もやっちゃう?」ってノリノリ。えーーっ、子宮の調子が悪いから、移植は来周期にしようって言ってませんでした(;'∀')?!

実は、前回、採卵当日から数日間、ものすごい痛みで歩くのもやっと、っていう感じだったので、採卵に対してすごい恐怖心があります。あの体調で移植ができるとは思えない。だから、今周期の移植は丁重にお断り。先生は、「前回のロング法に対して、今回のアンタゴニストは採卵後の痛みは少ないはず、でも、ある程度の覚悟はしておいてね」、とニッコリ。おぉ、怖っ。。

前日の今日は気持ちの良い快晴でしたが、明日の採卵に向けておとなしくしています。明日からの激痛を覚悟して、OS-1を山ほど買ってきました。仕事も休みを取りました。足のマニキュアも落としました。22時から絶食し、明日は朝からクリニックへ向かいます。くしくも今日は、5月に流産してしまった子の出産予定日。明日、再び、卵子として舞い戻ってくるんだと信じて、痛みに耐えようと思います。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

本当ならクリスマスの頃には…

f:id:sanchan22:20161213233217j:plain

まったく意味がない。考えても仕方ない。それでも12月に入ってから、たびたび思い出している、流産してしまった子の出産予定日。お腹の大きなお母さんを目にしたとき、公園でヨチヨチ歩きの幼い子が横切ったとき、テレビで芸能人の出産ニュースが流れたとき、電車の車内で赤ちゃんの泣き声がやまない時。思い出すきっかけは、そこいらじゅうにある。あぁ、流産さえしていなければ今頃、、って。まるで違った毎日を暮らしていたであろう自分を想像する。家族が、親戚が、友達が、きっとそろそろだという高揚感に包まれていたんだろうと想像する。流産直後、たくさんの人のブログを読み漁った。その時は、「流産した子の出産予定日を迎える頃には、次の子がお腹にいました」、「半年後にはまた妊娠していました。」そんな記事に勇気づけられた。だけど、実際はそんな風にいかなかった。

あー、ダメですね。こんなタラレバを封印して、いまに集中しなくっちゃ。現実のクリスマスの頃には2度目の採卵が終わっているはずです。これを読んでくださっている皆さんにも、素敵なクリスマスがやってきますように★彡

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

超絶不器用な私が自己注射を選べたワケ

f:id:sanchan22:20161211224118j:plain

2月に初めて採卵周期を経験したときは、「絶対無理です!」と先生の自己注射の薦めを断って、雨の日も雪の日も土曜も日曜もクリニックに通い続けました。不器用なうえに、ビビリで針が刺さっていく瞬間さえ見ていられないもので、、。その時はロング法だったから、2週間くらい。正直、結構しんどかった。通院そのものよりも、毎日きっかり定時に仕事を上がり続けることが辛かった。気のせいかもしれないんだけど、忙しいときの、「えっ、帰るの?」みたいな同僚の目が、、。

でも、2度目の採卵にあたる今回は自己注射を選べました。なぜなら、ひとのブログを読んで、夫に打ってもらうという手段があることを知ったから。私の不器用さを十二分に知っている夫が反対するはずもなく、講習からダンナとふたりで行きました。注射器のセットの仕方から全部、ダンナが覚えます。私、隣で見てるだけ。

看護師さん:「ご主人、器用だわー。すごい器用。お仕事は薬剤師さん?」

ダンナ:「ちがいます。」

看護師さん:「あら、違うの。落ち着いてるし、すごいわー。上手。」

看護師さん:「あ、奥さん、」

おぉぉ、ようやく呼ばれた、私の出番がきた!!

看護師さん:「奥さん、奥さんはね、肉もってください。」

肉ーーー、肉って、、、。

ジブン:「…はい。」

たっぷりある脂肪を挟んで持ち上げた。

今は、毎日毎朝、これが夫婦の儀式です。 

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

プライバシーポリシー

スポンサーリンク