サクラ咲け!!41歳、妊活リスタート。43歳、高齢出産!

40歳から不妊治療を開始し、2度の稽留流産を経て、43歳で出産。45歳の今、1歳男児の育児中です。

スポンサーリンク

本当ならクリスマスの頃には…

f:id:sanchan22:20161213233217j:plain

まったく意味がない。考えても仕方ない。それでも12月に入ってから、たびたび思い出している、流産してしまった子の出産予定日。お腹の大きなお母さんを目にしたとき、公園でヨチヨチ歩きの幼い子が横切ったとき、テレビで芸能人の出産ニュースが流れたとき、電車の車内で赤ちゃんの泣き声がやまない時。思い出すきっかけは、そこいらじゅうにある。あぁ、流産さえしていなければ今頃、、って。まるで違った毎日を暮らしていたであろう自分を想像する。家族が、親戚が、友達が、きっとそろそろだという高揚感に包まれていたんだろうと想像する。流産直後、たくさんの人のブログを読み漁った。その時は、「流産した子の出産予定日を迎える頃には、次の子がお腹にいました」、「半年後にはまた妊娠していました。」そんな記事に勇気づけられた。だけど、実際はそんな風にいかなかった。

あー、ダメですね。こんなタラレバを封印して、いまに集中しなくっちゃ。現実のクリスマスの頃には2度目の採卵が終わっているはずです。これを読んでくださっている皆さんにも、素敵なクリスマスがやってきますように★彡

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

超絶不器用な私が自己注射を選べたワケ

f:id:sanchan22:20161211224118j:plain

2月に初めて採卵周期を経験したときは、「絶対無理です!」と先生の自己注射の薦めを断って、雨の日も雪の日も土曜も日曜もクリニックに通い続けました。不器用なうえに、ビビリで針が刺さっていく瞬間さえ見ていられないもので、、。その時はロング法だったから、2週間くらい。正直、結構しんどかった。通院そのものよりも、毎日きっかり定時に仕事を上がり続けることが辛かった。気のせいかもしれないんだけど、忙しいときの、「えっ、帰るの?」みたいな同僚の目が、、。

でも、2度目の採卵にあたる今回は自己注射を選べました。なぜなら、ひとのブログを読んで、夫に打ってもらうという手段があることを知ったから。私の不器用さを十二分に知っている夫が反対するはずもなく、講習からダンナとふたりで行きました。注射器のセットの仕方から全部、ダンナが覚えます。私、隣で見てるだけ。

看護師さん:「ご主人、器用だわー。すごい器用。お仕事は薬剤師さん?」

ダンナ:「ちがいます。」

看護師さん:「あら、違うの。落ち着いてるし、すごいわー。上手。」

看護師さん:「あ、奥さん、」

おぉぉ、ようやく呼ばれた、私の出番がきた!!

看護師さん:「奥さん、奥さんはね、肉もってください。」

肉ーーー、肉って、、、。

ジブン:「…はい。」

たっぷりある脂肪を挟んで持ち上げた。

今は、毎日毎朝、これが夫婦の儀式です。 

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

42歳の誕生日、それは採卵を決めた日だった

f:id:sanchan22:20161208232606j:plain

 いつもと違って夫同伴だったせいか、クリニックが比較的空いている時間だったせいか、先生は時間をとって、ゆっくり話を聞いてくれた。それから、採卵は2月にしたきりで、それからずっと移植ばかり続けてきたから、卵巣はお休みしていた状態、だから、子宮の調子が悪くても、同じく卵巣の調子が悪いと考えることはないですよ、と教えてくれた。逆に1周休むと、年末年始を挟んでベストなタイミングで採卵するのが難しくなるかもしれないよと現実的な助言も。先生は、いつも会っている私より、夫の目を見て話してた。この人を納得させる必要があると思ったのかな。それ正解だわ、笑。男の人って、どうも理論立てて消化していかないと納得してくれないことが多いように思う。だから、男同士で、直接話してもらったほうが、私のフィルター通さずに先生の考えがダイレクトに伝わってありがたい。私はどうも感情、感覚優先で話すところがあって。で、おかげさまで、夫婦ともにようやく採卵する決心がつきました。42歳の幕開けはクリニックから、笑。心から願う、良い歳になりますように。。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

婦長さんの母のような温かさがありがたい

f:id:sanchan22:20161206223407j:plain

いろいろ迷って、考えて、検索して。でも、最後はやっぱり先生にもう一度、相談してみようと決めました。ピルのおかげか、漢方薬のおかげか、不正出血が止まって、気持ちが少し上向き始めた先週のことです。

先生には、次回は生理が始まってから受診するように言われていたのに、それを待たずに予約。「もう一度、話を聞きたいので問診だけお願いします」って。そんなこと初めてで、少し躊躇したけど、モヤモヤしたままではいられず実行。当日は夫にも一緒に来てもらいました。ふたりで聞いて、ふたりで納得して前に進んだほうがいいだろうと思って。すぐに問診室に通されるかと思いきや、別室へ。まず、話を聞いてくれたのは婦長さんだった。「どうしたの、さんちゃん。お話聞きたいなんて来たから、心配になって。まずは私に話してみて。」って。いつもながらお母さんのような優しさ。不正出血が続いている状況で採卵しても良いものか迷っていること、卵子の質が改善されるなら、そのために1周期休んでも良いと思い始めたことを伝えた。すぐによく理解してくれて、子宮と卵巣は別の器官だから心配ないよ、と答えてくれた。そのうえで、先生にも要点は伝えておくけど、自分の言葉で今の話をもう一度、先生に話してごらん。それで納得できたら、そのとき前に進めばいいんだから、って背中を押してもらって問診室へ。つづく。。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

漢方医の助言はカタコトだったけど収穫アリ

f:id:sanchan22:20161203225207j:plain

医療の知識のある人に助言をもらいたい。そう思って、今度は漢方薬屋さんのカウンセリングに行ってみた。以前、薬剤師さんが好印象だったお店で、今度はちゃんと漢方医の先生との面談アポを取って来訪。個室に通される。初めに薬剤師さんである店長さんに状況、症状を話す。続いて、若い女子店員が、こちらが先生です、うやうやしく男性を連れてくる。この先生が、カタコトの日本語を話す中国人。これまた、本格的っぽいような、アヤシイような、、、「あなたネ、ジンジョー、じゃナイよ。」を繰り返す、笑。つまり、生理でもない時に出血してしまうような体調を改善することが、まず大事、とそいういうことみたい。

1番訊きたかったことを訊いてみた。「子宮内膜を厚くしようとして、不正出血する状態で、こんな時に採卵して、質の良い卵が獲れるデスカ?採卵も1周期休んだ方が良いということナイですカ?」不思議なもので、相手がカタコトだと、なぜか、こっちもカタコトっぽい日本語になる、笑。先生の答えは、卵の質は採卵までの直近6ヵ月の長い時間をかけて決まっていく、だから今この瞬間に不正出血していることが、即、卵の質に大きな影響を与えるということではない、というものだった。なるほど、要は良くも悪くも、採卵を1ヵ月先送りしたからといって、それで卵の質や量が改善されるわけでもないってこと。併せて、血流は悪くなるのも早いけど、良くなるのも早いという助言もあった。だから、不正出血の状況を変えるのは難しいことではない、って。

熱心に症状を聞いてくれる日本人的カウンセリングの要素は一切なかったけれど、なんとなく要点は掴めた感じがした。漢方薬は、予算オーバーであれば、1種の1回あたりに服用する量を減らして予算内に調合するから、指定する3種の漢方を同時に服用することが大事、と言われてそれに従って3種を購入。「イマがダイジだよ。アナタ、流産したけど、1度妊娠したヨ。あと1歩ダヨ。」、そう言われて、ちょっと気が軽くなって店を出た。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

占いに頼るほど迷走してしまった弱いキモチ

f:id:sanchan22:20161203103431j:plain

 前回の記事に書いた通り、先生には移植はお休みして、採卵することを提案されたけど、生理でもないのに出血が続いている状態で、正直、自分の身体に自信がなくなっていた。妊活を始めてから、ここまで弱気になったのは初めてのこと。

sanchan22.hatenablog.com

どうしたらいいんだろ、、、雪の日、フラフラと足を踏み入れたのは、近所のタロット屋さん。数百円で見てくれるって、通りに看板がでてて。普段、占いなんて全然見ないんだけど、誰かの助言が欲しかった。占い師はおどろおどろしいお婆さんとかではなく、笑顔の優しい普通のOLみたいなお姉さん。見せてくれた占いメニューには、「仕事、恋愛」なんて文字がならんでる。「妊活」はメニューになかったけど、「できますよ、そういう依頼のお客様、結構多いんですよー」ってやってくれた。出てくるカードの図柄からお姉さんが未来を読み解く!、、、が、しかし、、。ひと言でいうと、なーんも得られなかった、笑。お姉さんに非があるわけじゃないんだけど、「ダンナ様にいかに協力してもらうかがカギですね。」って言われてもね、、。たぶん、お姉さんが想像してる「妊活」って、今の私の状況とは全然違ったんだと思う。仕方がないね、不妊治療の内容ってやってる人じゃなきゃわからないし、そこにある痛み、苦しみ、悩みは、想像できるようなものじゃない。

占いに足を踏み入れたときには、「この純金の延べ棒で腹部をなでると妊娠する!」、「この中国古来の壺を買うと妊娠する!」なーんて話にノッちゃうほど、私の精神状態がおかしかったらどうしようとか思ってたけど、まだまだ正常だったみたい、笑。わかってはいたけど、こりゃ、占いで決められる話じゃないな、とお店を出ました。

で、帰り道、考えた。なにか、だれか、もうちょっと現実的なアドバイスをくれないだろうか、って。で、思い出したのが、漢方薬屋さんでした。つづく、、。

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

また不正出血、もうどうしたらいいかわからない。

f:id:sanchan22:20161125234837j:plain

D13から不正出血、9月とまったく同じ状況。黄体ホルモン補充にいくまえに、エストロゲンを補充している間に出血する。それも、今回はどす黒い血液で、目にした瞬間に絶望的な気持ちになった。同時に「転院」の気持ちがよぎった。このクリニックにいては、同じことを繰り返すだけの気がして。「最後の砦」のクリニックについて、すごい勢いで調べ始めた。

出血しているまま、内膜確認でクリニックでの診察。先生のひと言。

「今周期はもう止めましょう。」、それを訊いてホッとする自分がいた。こんな状態で今回移植してうまくいくはずがないこと、素人目にも明らかだった。

でも次の言葉は、ショックだった。「少し休んだ方がいい、1-2周期くらい。エストラーナでもジュリナでも出血してるから、子宮の状態が良くないんだと思う。移植はまた、年明けにしよう。」って。先生も困った顏してた。目の前が真っ暗になった気がした。たぶん、ひどい表情をしてたと思う。もうあと数日で、ひとつ歳をとる。時間がない。

稽留流産という結果に終わったけど、体外受精を始めて最初の移植で妊娠したから、どこか甘く見ているところがあったのだと思う。胚さえ良好であれば、あと数回やれば、また妊娠するって。まさか、移植でこんなに苦労するとは思わずに。

見るに見かねた様子で先生が提案してくれた。「移植休んでる間に、採卵するっていう選択肢もありますよ。」と。とっさに答えた。「します、します、採卵。ボーっと休憩しているより、ずっといい。」と。ついさっきまで転院を考えていたはずなのに…。

転院か、採卵か、休憩か。もう何が正解なのか、本当にわからない。誰かが、最良の策をこっそり教えてくれたらいいのに、、今心からそう思う。 

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

プライバシーポリシー

スポンサーリンク