サクラ咲け!!41歳、妊活リスタート。43歳、高齢出産!

40歳から不妊治療を開始し、2度の稽留流産を経て、43歳で出産。45歳の今、1歳男児の育児中です。

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やり切った感のある採卵日

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採卵中のふたりの先生が苦笑しているのがわかる。「んーー、これは。」みたいな会話をしてる。この瞬間に思い出した、以前、診察の時に言われたことがあった「左の卵巣の位置がだいぶ奥まっているから、場合によっては相当、採卵しにくいですよ。」って。「位置は、日によっても変わってくるから、採卵日の位置次第ですけどね。その時は全身麻酔にしたほうが良いかもしれない」、って。手術室の先生の会話から、まさに、この日の左の卵巣の位置が、奥まったところにあるんだとすぐわかった。「お腹押せば採れるかもしれない。」とひとりの先生がお腹をグーッと押して、もう一人の先生が採卵をする。「少しがまんしてください。」「息を止めてください。」「がんばって。」先生がどんどん話しかけてくる。局所麻酔しているんだけど、押し込んでくる器具の感触がすごい奥のほうまでやってきて「うぅ、ぐえぇーーー」って気持ちになる。腰が思わず浮いていく感じ。顔がゆがむ。それでも、エコー画面から卵胞が吸い込まれていく様子が見えているから、我慢できる。「終わりましたよ。もう大丈夫、採れましたよー。」と先生の優しい声が聞こえて力が抜けた。「はい、ありがとうございます。」と応えた自分の声があまりにもヘロヘロで、手術室の空気がフッと緩んて、みんなが笑っているのがわかった。手術室を出るときに「今日は、ものすごいがんばった感があります。」て言ったら、採卵してくれた先生が、「うん、最後の1個、ホントよく頑張ってましたよ。」て言ってくれた。これにて4度目の採卵終了。排卵しそうだった25mm程度の卵胞も無事に残っていてくれたみたいで、合計10個の採卵ができました。これがひとつでも多くの胚盤胞になってくれますように。後は祈るだけ。なんか、闘いを終えた兵士の気分です。

 

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うそでしょ、一気に巨大化した卵胞。

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だいぶ大きくなってきましたね、って。えっ、えっつ、24.9mm⁈ 2日前に診てもらったときは、16mmくらいだったんです。ちょ、急成長しすぎでしょっ。卵胞ギリギリ24mmくらいまで採卵待てますって聞いたけど、もう、これ、ほぼ25ミリですけど、、。今にも勝手に排卵しそうな恐怖にとらわれ、急に、歩みがそろりそろりと変わります。もう、走りません!看護師さんに相談したら、もう、こればかりは祈る以外ありませんって。優しい看護師さんったら、「良かったら、今度、ナース相談会に来てください。ゆっくり話しましょ。」って。いやいやいやいや、ナース相談会に行く前にでてきちゃうでしょ。そういう問題じゃないし。貼りついた笑顔でお礼を言って退散です。急遽、採卵予定日も早まりました。排卵止めの座薬まで持たされました。座薬までするなんて初めてのこと。あー、お願い、でてこないで。ニュートラルな気持ちでいるよう心がけてくださいって言うけど、それ、なかなか難しい。念のため、1個排卵したとしても、他のは大丈夫なんですかね?それとも、五月雨式に続けて全部排卵しちゃうものですか?と訊いてみましたが、それもケースバイケースで何とも言えません、との回答。だいぶお金かけてるからね、空気読んでね、とお腹に声をかけるくらいしかできません。これで、排卵済みってなったら、、泣くに泣けない散財だわー。水が溜まったり、排卵しちゃう恐れがでてきたり、なかなかすんなりとはいかないのね、、。あー、コワイです。。。
 

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4度目の採卵周期を迎えています。

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「はい、これが今抜いた水ですよー。」って注射器を見せられました。ちょっとびっくりするくらいの太い注射器、そこに半分くらいの薄赤色の水。

結局、水を抜いてもらった卵胞は2つ。無麻酔でやるんだけど、一瞬。終わってみると、それほど痛くもありませんでした。診察でそう伝えたら、「フツー、痛がるんですけどね。」と怪訝な顔されました。おかげさまの鈍感力です、笑!で、これにて4度目の採卵周期が始まりました。今回もアンタゴニストです。今周期は仕事が落ち着いていることもあって、前周期よりも体調を整えることに注力しています。1日おきのジョギングや24時前の就寝を徹底。前周期は出張先のホテルで不規則な生活だったから、それよりは良い結果がでるといいんだけど。そうそう、週末ジョギングをしてたら、近所の公園で町内会が古着の回収やってたんですよ。東南アジアでのリユースとか、繊維を使って雑巾にしたり、そこに出せばリサイクルしてくれるとかで。へー、普通に捨てちゃうよりいいよねと思って、「今から持ってきてもいいですか?」って係りのおばちゃんに訊ねてみました。そしたら、「いいよ、いいよー。小さい子の服とかあるんでしょ。持っておいでー。」だって。こういう時いつも思います。気をつけなくちゃ、本人にまったく悪気がなくても、人の心をチクっとさせるひと言ってあるからなぁ。。って。

 

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えっ、オススメは針を刺すこと⁇

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胚盤胞になっても、染色体異常のない確率は20%程度らしく、先日の採卵で採れた2個では、まだまだ心許ないということで、先生に連続採卵を薦められました。で、リセットしたんで、また採卵周期を始めようと、クリニックに行きました。ところが、、。
先生: かなり、水が溜まってますね。前回の採卵の残卵胞です。3個もありますよ。他のクリニックだとこれで、1周期見送らせたりしますが、ここでは、オススメは針を刺して水を抜くことです!
いやいやいやいや、先生、「本日のオススメ」を説明するシェフのように涼しい顏で言いますけど、採卵でもないのに針を刺すってどゆこと??
先生: 無麻酔ですが、一瞬です。あなたの場合、3個ありますけどね、ニヤリ。
自分 :無麻酔で3個、、。いつやるんですか?
先生: 今です。
自分: は?今?あの、、まったく心の準備がありません。
結局、hcgも1.0残っていることから、再度、2日後に診察してから判断してもらうことになったものの、ここは展開が早くて、なかなかついていくのにひと苦労なのであります。hcgは1未満なら採卵周期を開始できるそうで、2日後には、下がっているだろうということみたいです。「遺残卵胞」、目にしたことはある言葉だったけど、これがあると、今周期の卵が大きくなってきたときに、見分けがつかなくなるのと、注射しても、その効果が今周期の卵にうまく行き渡らない恐れがでてくるそうです。
自分: 2日後に診てもらったら、これが、すっかり小さくなってるってこともありますかね?ありますよね?ね?
先生: あ、それは、まず、ありえません。
自分 :…。
1周期も無駄にさせないこのクリニックの姿勢には、感服します。尻込みしつつも、覚悟を決めて、なんとか、がんばって行ってきます。また報告します。
 

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この胚盤胞に夢を託していいですか?

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採卵終わってから、ずっと思ってた。ホントに転院してよかったのかなぁ、って。結局、前のクリニックの半数くらいしか採れてないでしょ。それに、初期胚の時点で前は、グレード1と2ばっかりだったのに、今度のクリニックではグレード3が大半。分割数も、前のクリニックでは8分割してた3日目に、今のクリニックでは7分割。ちっ、なーんもいいことがない。もっと言えば、家から遠くなったし、前よりも高額だし、前よりベルトコンベアーみたいな診療だし、、。ぶつぶつ、ぶつぶつ、、。

しかーし!!凍結確認に行った日に、私の考えは180度変わりました。なぜなら、目の前に、凍結胚盤胞グレード 6AA の文字が!キターーっ。途端に、あー、やっぱり、転院って必要だわー、もっと早く転院しておけばよかったーっだって。我ながら、どの口が言ってるのとツッコミたくなる(^^;) 凍結胚は6日目胚盤胞6AAと、5日目胚盤胞3ABの2個。個数は少ないけど、アルファベットの部分が、いずれも私にしては今まで目にしたことのない好成績。振り返れば、前のクリニックでできた胚盤胞は計7個。このうち1番良かったのが、4BBの1個で、それ以外は6個ぜーんぶ、4BCか3BCだった。Aなんてアルファベット、見たことも聞いたことなかった。培養液とか、培養環境の違いなんでしょうか。いや、わかってますよ、先生も言っています。見た目が良くて、グレードが良くても、染色体異常のこともあるし、その逆もあるって。先生、私も治療をはじめて、そろそろ2年。そのくらいの知識はございます。でもね、でも、今日ぐらいは、この胚盤胞に夢を見せてもらってもいいですよね⁈
 

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3度目の採卵が終了したけれど、、

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通算3度目、転院したクリニックでは初となる採卵が終わりました。今、培養中ですが、正直、明るい要素があまりありません。採卵を重ねるたびに、採卵数、グレートともに落ちています。1度目の採卵数は17個、2度目の採卵数は11個、3度目の今回は6個です。今回のクリニックは全身麻酔ではなく、局所麻酔で採卵するので、採卵中に培養士さんの声が聞こえました。「1個目、卵採れましたー」、「2個目、卵採れましたー」って。採卵の痛みもあるんだけど、このカウントの方が気になって仕方なかった。「5個目、採れましたー」まで聞こえて、その後、先生に「はい、終了です。」って言われたときには、ものすごく落胆した。実際は6個だったんだけど、それでも5ヵ月前の採卵にくらべて半数程度の結果。その後の診察のときに先生に訊きました。「同じアンタゴニストで、前回に比べて半数程度しか採れていないのは、流産の影響ですか?」って。先生の答えは、「そうですね、流産を機に減ってしまうっていうことは確かにあります。」、「でもね、採卵までは卵の数が大事とか言いますけどね、1個でいいんですよ。結局、妊娠する卵は1つ。1個いい卵があれば、それで十分なんですよ。」だった。

今できるのは、採卵したこの6個のなかに、その運命の1個があることを祈ることだけです。

 

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挑戦、3度目の採卵周期。

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不器用すぎて、自己注射は絶対無理だと思ってた。いくら国内で近場だといっても、4泊5日の出張中に通院なんて絶対ありえないと思ってた。
でも、でも、42歳、そんなことを言っている余裕はない。3度目の採卵を前に、初めて自己注射にチャレンジ。出張出発前、これまで注射を頼んでいた夫に何度も何度もレクチャーを受けました。ビビリでいつも目を背けていたから、針が自分の身体に刺さっていく様子を見たのさえ初めてでした。
夜、ホテルの、無駄にムーディーな間接照明のランプの下にアンプルをかざして、ぎこちなくお腹に注射打ってる自分の姿は、なんとも滑稽で、何やってるんだろ、、とちょっと情けなくもありました。
出張先で、上司に真顔で「突然、どうしても外せない急用ができました」と中抜けさせてもらったのも初めてです。家族が危篤かと思われたかもしれません、苦笑。
こうして、今までやったことのないハードルをクリアして、今日ようやく採卵日が決まりました。いろいろやりくりして、ここまできたからには、なんとか結果が出て欲しいです。

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