サクラ咲け!!41歳、妊活リスタート。43歳、高齢出産!

40歳から不妊治療を開始し、2度の稽留流産を経て、43歳で出産。45歳の今、1歳男児の育児中です。

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漢方医の助言はカタコトだったけど収穫アリ

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医療の知識のある人に助言をもらいたい。そう思って、今度は漢方薬屋さんのカウンセリングに行ってみた。以前、薬剤師さんが好印象だったお店で、今度はちゃんと漢方医の先生との面談アポを取って来訪。個室に通される。初めに薬剤師さんである店長さんに状況、症状を話す。続いて、若い女子店員が、こちらが先生です、うやうやしく男性を連れてくる。この先生が、カタコトの日本語を話す中国人。これまた、本格的っぽいような、アヤシイような、、、「あなたネ、ジンジョー、じゃナイよ。」を繰り返す、笑。つまり、生理でもない時に出血してしまうような体調を改善することが、まず大事、とそいういうことみたい。

1番訊きたかったことを訊いてみた。「子宮内膜を厚くしようとして、不正出血する状態で、こんな時に採卵して、質の良い卵が獲れるデスカ?採卵も1周期休んだ方が良いということナイですカ?」不思議なもので、相手がカタコトだと、なぜか、こっちもカタコトっぽい日本語になる、笑。先生の答えは、卵の質は採卵までの直近6ヵ月の長い時間をかけて決まっていく、だから今この瞬間に不正出血していることが、即、卵の質に大きな影響を与えるということではない、というものだった。なるほど、要は良くも悪くも、採卵を1ヵ月先送りしたからといって、それで卵の質や量が改善されるわけでもないってこと。併せて、血流は悪くなるのも早いけど、良くなるのも早いという助言もあった。だから、不正出血の状況を変えるのは難しいことではない、って。

熱心に症状を聞いてくれる日本人的カウンセリングの要素は一切なかったけれど、なんとなく要点は掴めた感じがした。漢方薬は、予算オーバーであれば、1種の1回あたりに服用する量を減らして予算内に調合するから、指定する3種の漢方を同時に服用することが大事、と言われてそれに従って3種を購入。「イマがダイジだよ。アナタ、流産したけど、1度妊娠したヨ。あと1歩ダヨ。」、そう言われて、ちょっと気が軽くなって店を出た。

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占いに頼るほど迷走してしまった弱いキモチ

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 前回の記事に書いた通り、先生には移植はお休みして、採卵することを提案されたけど、生理でもないのに出血が続いている状態で、正直、自分の身体に自信がなくなっていた。妊活を始めてから、ここまで弱気になったのは初めてのこと。

sanchan22.hatenablog.com

どうしたらいいんだろ、、、雪の日、フラフラと足を踏み入れたのは、近所のタロット屋さん。数百円で見てくれるって、通りに看板がでてて。普段、占いなんて全然見ないんだけど、誰かの助言が欲しかった。占い師はおどろおどろしいお婆さんとかではなく、笑顔の優しい普通のOLみたいなお姉さん。見せてくれた占いメニューには、「仕事、恋愛」なんて文字がならんでる。「妊活」はメニューになかったけど、「できますよ、そういう依頼のお客様、結構多いんですよー」ってやってくれた。出てくるカードの図柄からお姉さんが未来を読み解く!、、、が、しかし、、。ひと言でいうと、なーんも得られなかった、笑。お姉さんに非があるわけじゃないんだけど、「ダンナ様にいかに協力してもらうかがカギですね。」って言われてもね、、。たぶん、お姉さんが想像してる「妊活」って、今の私の状況とは全然違ったんだと思う。仕方がないね、不妊治療の内容ってやってる人じゃなきゃわからないし、そこにある痛み、苦しみ、悩みは、想像できるようなものじゃない。

占いに足を踏み入れたときには、「この純金の延べ棒で腹部をなでると妊娠する!」、「この中国古来の壺を買うと妊娠する!」なーんて話にノッちゃうほど、私の精神状態がおかしかったらどうしようとか思ってたけど、まだまだ正常だったみたい、笑。わかってはいたけど、こりゃ、占いで決められる話じゃないな、とお店を出ました。

で、帰り道、考えた。なにか、だれか、もうちょっと現実的なアドバイスをくれないだろうか、って。で、思い出したのが、漢方薬屋さんでした。つづく、、。

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また不正出血、もうどうしたらいいかわからない。

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D13から不正出血、9月とまったく同じ状況。黄体ホルモン補充にいくまえに、エストロゲンを補充している間に出血する。それも、今回はどす黒い血液で、目にした瞬間に絶望的な気持ちになった。同時に「転院」の気持ちがよぎった。このクリニックにいては、同じことを繰り返すだけの気がして。「最後の砦」のクリニックについて、すごい勢いで調べ始めた。

出血しているまま、内膜確認でクリニックでの診察。先生のひと言。

「今周期はもう止めましょう。」、それを訊いてホッとする自分がいた。こんな状態で今回移植してうまくいくはずがないこと、素人目にも明らかだった。

でも次の言葉は、ショックだった。「少し休んだ方がいい、1-2周期くらい。エストラーナでもジュリナでも出血してるから、子宮の状態が良くないんだと思う。移植はまた、年明けにしよう。」って。先生も困った顏してた。目の前が真っ暗になった気がした。たぶん、ひどい表情をしてたと思う。もうあと数日で、ひとつ歳をとる。時間がない。

稽留流産という結果に終わったけど、体外受精を始めて最初の移植で妊娠したから、どこか甘く見ているところがあったのだと思う。胚さえ良好であれば、あと数回やれば、また妊娠するって。まさか、移植でこんなに苦労するとは思わずに。

見るに見かねた様子で先生が提案してくれた。「移植休んでる間に、採卵するっていう選択肢もありますよ。」と。とっさに答えた。「します、します、採卵。ボーっと休憩しているより、ずっといい。」と。ついさっきまで転院を考えていたはずなのに…。

転院か、採卵か、休憩か。もう何が正解なのか、本当にわからない。誰かが、最良の策をこっそり教えてくれたらいいのに、、今心からそう思う。 

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耳ふさぎたくなる、2人目、3人目妊娠ラッシュのその話題

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 「ヤマダさん、覚えてるでしょ?辞めちゃったの。なんでだと思う?育休明けてすぐだよ、もう2人目ができたと思ったら、なんとそれが双子だったんだってー!それで、出産も大変だろうし、さすがに3人の子育てと仕事の両立は難しいから、って」
「あとね、セキさん。ヤマダさんと去年、同時期に産休取ったじゃない?そしたらね、なんと、2人目もまたヤマダさんと同時期に妊娠したのー!ふたりとも次々とスゴイよねー」
「あとね、クミちゃん、クミちゃんは3人目産んで、それでも仕事頑張っててね、、それでね、、、」
うぉーーー、もういい!!もういい、その話。1年ぶりに会った元職場の同僚。そりゃ、みんなの近況知りたいよ。でも、なんで席につくなり、その話題―っ⁈ 
セキさんなんて、私と同い年で、同じ年に、同じく39歳で結婚して、なんで、もう2人目なわけ⁈ 前の会社は10年勤めていたから、話にでてくる人は、出会ったころはみんな独身だった人ばかり。「位置について、よーい!」の時は確かに横に並んでいたはずの同僚たちがもう遥か彼方にいて、私だけ、まだスタートラインに立ち尽くしてる。そんな絵が頭に浮かぶ。
そー、へー、ふーん、はー、相槌を打つ自分の顔が、だんだん、引きつり始めてきているんじゃないかと心配になってきた頃、元同僚が言った。「あとねー、アキタくんはね、すごい頭が薄くなってきちゃったんだよー。」そえそう、最初にそういう当たり障りのない話から、お願いしますよ。

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きっと、ポジティブ思考がツキを呼ぶ

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採卵したのは2016年2月のこと。ここで17個の卵が採卵でき、凍結に値する胚盤胞になった卵は4個でした。3月、1個目のグレード5BBの卵で妊娠したけど流産して、そのあとは2個連続の陰性。そう、残す凍結胚は、とうとう、あと1個。いよいよ、その移植周期にはいりました。
この周期の最初の診察の日、消え入りそうな声で言いました。「先生、私の卵、もう、あと1個しかないですね。」って。なんとかこの1個で結果を出したいという期待と、グレードもつかない初期胚盤胞に期待しすぎちゃいけないという自分の気持ちへのブレーキ、凍結胚が終わってしまう焦り、ホントにいろんな気持ちがないまぜになっていた。
でも、先生の言葉で、自分だけが崖っぷちに追い詰められているわけじゃないんだってハッとした。先生が、真顔でこう応えたから。「なに言ってるんですか、あと1個あるんですよ。」って。

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結果待ちしてる間の想像力は無限大∞

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今日はホントだったら判定日の日。先日の記事に書いたとおり、1週早めに陰性判定もらったから、今はリセット待ち。

胚盤胞移植は、今回3度目だったけど、あいも変わらず、結果わかるまでの想像力、いや、妄想力?が凄まじかった。今、冷静に振り返ると滑稽。でも、どれもみんな、思っているときは、真剣そのものだったけどんだけど、、、

「あれ、お腹チクチクするかもー⁈」
いや、それ、筋肉痛だから。移植直前、ヨガ行ったでしょ。
「身体火照ってるかも。これ、体温上がってるわ。」
今日は全国的に異例の暑さ、です。
「あれ、なんか臭う、きたこれ、嗅覚が敏感になっちゃってる⁈」
フツーに台所で魚焼いてるから。
「きゃー、さすがに、寝汗すごいわー。」
今もすごいよ。いつもすごいよ。
「頭痛だ、腰痛だ、下痢だ、便秘だ。わ、これ、みんな妊娠超初期症状だ。」
水虫でも、妊娠初期症状と言い出すこと間違いなし。
 
今は冷静に振り返って笑えるけど、次の移植でもまったく同じこと言いだすに違いありません、笑。無事に出産して、これまで真剣に思い悩んだこと、悔しかったこと、涙を流したこと、いろんなことを、ぜーんぶ笑い話にする日が待ち遠しいです。 

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クリニックで、少しのワガママを言う勇気

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早期妊娠検査薬の結果は相変わらず、真っ白。私の通うクリニックでの判定日は移植から2週間後。この状態のまま、判定日までの1週間、引き続き、妊娠している人と同じように、黄体ホルモン補充を続ける意味はまったくない、と強く思った。ジュリナと膣座薬の他に、注射のための通院もある。ちょっと、ググってみたら、同じ境遇の人がいっぱい検索してた。ちゃんと病院での指定の判定日まではホルモン補充を続けるべきだっていう意見も多数、目にした。でも、私にはどうしても、そう思えなかった。黄体ホルモン補充をし続ければ、生理は来なくて、ただただ、次の周期の始まりが遅れてしまうだけだ。

休日、注射を担当してくれた婦長さんに相談してみたところ、その思いを理解してくれて、妊娠判定を待たずに血液検査を受けることを薦めてくれた。
で、翌日、早速、クリニックへ向かった。「急に来られても、待たせるしかなくなっちゃうんですよ」、先生には会うなり、こう小言を言われた。急に予定を早めて来院した私が悪いです、ゴメンなさい。心から謝罪する。でも、自己診断通りの「陰性」を言い渡され、もう薬も注射もすべてストップしてリセットさせるように言われると、結果、やっぱり行って良かった、って心から思えた。スッキリしました。陰性なのに、、って思いながら妊娠してる人と同じようにホルモン補充していくのには、どうしても抵抗があったから。
クリニックにはクリニックの都合があること、よくわかります。毎日、患者さんが長蛇の列を作っているわけだから、ある程度、型にはまった対応をしていかないと追いつかない。先生にとっては大勢いる患者のひとり。クリニックの雰囲気に委縮することもあるけど、でも、私達ひとりひとりに替わりはいなくて、自分以上に自分自身の身体のことを考えてるひとはいない。40過ぎれば、1週間の違いだって大きいと感じてしまうし、薬代だって、注射代だってバカにならない。だから、疑問に思ったりすることがあったら、やっぱり堂々と言うべきだ。今回、改めてそう思いました。
さっ、また次の周期に向けて進みます!

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